昨日まで雪が舞っていましたが、今日から気温が上がってくるようですね😀
風もなく、静かな3月11日が始まりました。
津波てんでんこ「地震が来たら津波が来るので、肉親にもかまわず
各自てんでんばらばらに逃げろ」という東北の三陸地方に伝わる
言い習わしで、東日本大震災で改めて注目されたフレーズですね。
当時は津波とは縁遠い地に住んでおりましたが、現在は柏崎刈羽原子力発電所の
灯りがよく見える海岸沿いに住んでいます。
日本海側は太平洋側よりも津波の到達時間が短いそうです。
『津波てんでんこ』は 誰かを助けようとしたり、
誰かに頼ろうとしたりすると「共倒れ」になってしまうことを防ぐ
「自助」を重視した戒めであると考えられてきました。
しかし実際に一人ひとりがばらばらに逃げることによって
その姿を見る人が増えて、地域全体の避難行動が進む「共助」の教え
でもあることが専門家の方々によって知らされて来ていますね。
『津波てんでんこ』をする上で大事なのは、家族など大切な人も確実に
「てんでんこ」で逃げているはずだと互いに信頼し合う関係性。
「てんでんこ」のこは「信じる」の意味を表している とどこかで
目にしたことがあります。
いざという時てんでんばらばらに避難することが出来るよう、
日頃から……いざではない時に家族や周りの皆さんと避難の方法を
話してみてはいかがでしょうか?